就職活動・転職活動をしていて外資系を視野に入れてますーっという方、この指止まれ!!
外資系に就職後、英語をどのくらい使うのか不安だったりしませんか??
- 外資系企業を3社経験、その全てが外資系
- 新卒の当時は英語が全く出来なかったが、時間をかけて習得
- 様々なポジションを経験、その多くは英語を使った業務
- 紆余曲折しながら昨年CEO AWARD受賞(40,000人中の75人に選ばれた)
今回は、外資系でどのくらい英語を使うのかについて紹介したいと思います。
この記事を読んでいただければ外資系に就職したあとの英語使用頻度、どのくらいの実力が必要か分かります。
僕はずっとメーカーにいるのでメーカー視点になってしまいますが、他の業種でも活用できるはずです。
早速解説していきましょう!
外資系には2種類ある
- 外国の企業や外国人が一定以上出資をして出来た日本企業
- 令和元年時点で約5,700社の外資系企業が日本に存在している
- 一番多いのはアメリカ系企業、次に中国、ドイツ
外資系企業は大きく2つのタイプの会社が存在します。
- 外資ではあるが日本人がトップで日本人がコントロールしている、外資系とは名ばかりのほぼ日本企業
- 外国のコントロール下に置かれている、また管理職に外国人の多い The 外資系企業
これら2つのうち応募しようとしている企業はどちらなのか、これは転職エージェントを通じた活動の場合エージェントに聞けば雰囲気を教えてくれます。
僕はどちらの企業も経験しました。
次の章ではそれぞれの特色とどのくらい英語を使用するかを解説します!
日本企業っぽい外資系企業
っぽいというかほとんど日本企業のようなもんです。
外資系としての成り立ちは各企業で様々だと思いますが、日本人の日本人による日本人のための会社的な雰囲気があります。そのような会社の場合、ほとんど英語を話せる人はいません。
ビジネス自体も日本をターゲットにしている場合が多く、輪をかけて英語を使う機会が少ないです。
ただそのような会社は景気が悪くなった途端、すぐに外資化の波が押し寄せます。
僕が勤めている会社も入社当時はそうでしたが、今では全く違う会社になっています。
そして英語ができなく且つ外資のカルチャーに馴染めない人たちは、どんな管理職でも全員会社を去っています。
つまり次の章で解説する、本当の外資になる可能性が大いにあるということですね。
The日本企業のように目上の方など上下関係厳しいんだよね
本当の本気の外資
一方で本当の外資というのは、オフィスの至る所に様々な国籍の外国人がいます。
日本語が話せる方もいますが、大抵は英語しか通用しません。
僕が現在在籍する会社はこちらの本気の外資で、社長は韓国人、事業部のトップはアメリカ人。
今はコロナでオフィスに言っていませんが、コロナ前はそういった人たちとオフィスで仕事していました。
このような会社で働くと英語は必須です。
また多少ではなく、スムーズに会話ができるレベルのビジネス英語が求められます。
TOEIC 750点以上必須
また英語だけでなく、人前で臆さず意見を主張する前向きな姿勢、疑問に思ったことは何でもチャレンジする精神など、日本にはない仕事姿勢も同時に求められます。
悪く言えば、ある程度のアピールが必要です。
ただし部署による違いはあります。次の章で僕がわかる範囲で紹介したいと思います。
本気の外資では発言することが重要!
部署による英語使用頻度の違い
基本的に英語を使用する頻度が高い部署は、どれだけ海外との仕事の環境下があるかで変わります。
海外の顧客を相手にする、海外のプロジェクトに携わる、などが海外の方とコミュニケーションが多い職種です。
- 海外営業
- 企画・マーケット
- プロジェクトマネージャー
- 海外購買
一方で何かに集中して作業する仕事は、海外とのやり取りがあっても大抵はメールのコミュニケーション程度で済むため英語の使用頻度は低いかと思います。
- 技術系
- 財務・経理系
- 工場オペレーター
このように部署によって使用頻度は大きく変わりますが、もし英語をチャレンジしたいという気持ちがあれば、
こういった行動で英語を使用する幅は広がります。
外資のカルチャー
英語から少々話が逸れますが、外資系のカルチャーがどうの様なものか、僕が経験した事を共有させてください!
アピールが大事
先ほども書きましたが、日本企業ではいやらしく見えてしまうアピールが外資系では必要です。
分かりきった質問するなよ、と思うことでも外国人はどんどん質問しますし、些細な事でも主張してきます。
なぜそうなのか、それは単純に日本人が阿吽の呼吸が扱える少数派な民族、というだけの話だと僕は思います。
海外ではここまで言葉がなくてもその場の空気を読める民族は稀であり、我々日本人が特殊なだけなので、外国人の感覚を正と捉えましょう。
日本の感覚を理解してほしい!というのはほぼ不可能です。
働きやすい労働環境
労働環境は働きやすいです。有給は取りやすいし、時間の都合も合わせやすいと思います。
一般的に上下関係なく風通しの良い社風なので、上のポジションにいる人でも気軽に話しかけられます。
あくまで役職はその人の立場であり、その人の人格を表すものではありませんので、役職で腰が引ける必要はないといことですね。
僕も気にせずどんどん上のポジションの人に話しかけますし、場合によっては交渉に行きます。
結果重視・変化が激しい
働きやすさとトレードオフになりますが、結果が伴う前提で雇用が約束されるという環境です。
結果が出せなければ雇用が継続されるのは難しいです。
また組織や方向性の変化のスピードがとてつもなく速いです。昨日の常識は今日の非常識というくらい変化が早く、気を抜くと置いてかれます。
置いてかれて追いつけなくなったが最後、その先は戦力外通告です。
一方で結果だけが全てではなく、結果を出しつつ且つ人としての振る舞いは正しいものが求められます。
昨今、海外では日本以上にダイバーシティが叫ばれているので、正しい振る舞いという点は日本企業以上に厳しいです。
働きやすさと結果はトレードオフ!
まとめ
以上、まとめです!!
外資系とは?
外国の企業や外国人が一定以上出資をして出来た日本企業
外資系とは名ばかりのほぼ日本企業
本気の外資系企業の2種類が存在する
日本企業っぽい外資系企業
英語を扱える人材は少なく、多少のレベルの英語が使えれば、重宝される。(TOEICで言えば600~650点くらい?)
本気の外資
オフィスのそこら中に様々な国籍の外国人がいる。
英語は必須で、スムーズに話せるレベルのビジネス英語が必要
(TOEIC 750点以上必須)
部署による英語使用頻度の違い
海外を相手にする、海外のプロジェクトに携わる、などの場合英語使用の頻度が高い。
外資のカルチャー
アピール大事
働きやすい労働環境
結果重視・変化が激しい
以上、外資系で英語がどのくらい使われるか解説しました。
今、就職活動・転職活動している方の参考になれば幸いです。
ではまた!
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